時には日常を離れ、気ままに旅へ出てみたい。安旅の強い味方になるのが、JR各社の普通列車が1日乗り放題になる「青春18きっぷ」だ。冬の利用期間が10日から始まるのを前に、群馬県から一日でどこまで乗り継げるか調べてみた。

意外と遠い北陸

 県内で最も乗降客が多い高崎駅をスタート地点に、各都道府県の代表的な駅へ18きっぷだけで行けるか時刻表でシミュレーションした。

 東北地方への行き方は大きく二つ。両毛線で栃木県へ出て、東北本線に乗るルートと、上越線で新潟県に入り、羽越本線で日本海側を北上する方法だ。始発で日本海ルートを行けば、その日のうちに青森駅のホームに降りられる。同駅が到達できる北限だが、18きっぷユーザー向けに、北海道新幹線で津軽海峡を渡れるオプション券も発売されている。

 一見、北陸地方へも新潟県経由で行けそうだが、実際は運行が第3セクターへ移管されていて進めない。富山駅へ行くにはいったん高崎線で東京駅に出て、東海道本線経由で岐阜県を北へ進むことになる。北陸新幹線で約2時間の移動は、およそ18時間の旅になる。